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ドラコン日本大会アマチュア部門3位初入賞 磯山公佑さんインタビュー
初出場の世界大会で自己ベストを目ざす
ゴルフの最長飛距離を競うドライビングコンテスト(略称:ドラコン)。2022年8月5日から7日にかけて奈良県のグランデージゴルフ倶楽部にて開催された、LDJ主催のドラコン大会「Japan long drive championship 2022」。同大会アマチュア部門 オープンディビジョンで、初めて3位入賞を果たし、世界大会初出場を決めた伊賀市在住の会社員、磯山公佑さん(33)。同大会の感想や世界大会(2022年10月下旬にフロリダで開催予定)の抱負などを伺った。
-3位初入賞おめでとうございます。大会の感想をお聞かせください日本大会でこのような結果を出すことができ、とても嬉しいですし、応援してくださった皆さんに感謝しております。私の部門では、選手のみなさんの実力が拮抗しており、その中で自分のコンディションも良く、天候も味方してくれたので、良い結果を出せたと思っております。
-大会当日の様子をお聞かせください私が出場したアマチュア部門は8月5日が予選で、6日が決勝でした。ドラコンはキャリー(打ったボールが着地するまでの距離)とラン(着地した後に転がった距離)を合わせたものが飛距離として記録されます。この大会では幅60ヤードの枠の中で飛距離を競うので、真っすぐ飛ぶ正確さも必要になります。 予選は天候が悪く、豪雨の時間帯もあり、地面のコンディションはあまり良くありませんでした。私はキャリーが得意なので、ランで距離をかせぐ選手より飛距離を伸ばすことができました。当日の風向きの読みもうまくいったと思っております。ベスト8決定戦では、自己ベストの328ヤードを記録することができました。準決勝では、スケージュールの変更があり、コンディションがうまく調整できずに力を発揮することができませんでした。そのような場面でもコンディションをうまく調整できるようにすることが、今後の課題です。
―ドラコンをはじめたきっかけを教えてください幼い頃から父のゴルフの練習をよく見ていたので、私も自然とゴルフに興味を持ちました。伊賀にはゴルフ場がたくさんあったこともきっかけになり、社会人になってから趣味の一つとしてゴルフをはじめました。 ドラコンを始めたのは、ゴルフをはじめてから5年後の2017年です。練習場での私のスイングを見て、同練習場所属のプロゴルファーの方がドラコンに誘ってくださったのがきっかけです。 |
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―普段の練習量を教えてください私の仕事は医薬品メーカーの営業で出張が多いので、練習に行くのは多くて週に2、3回です。その分集中して練習するようにしていて、1度に300球くらいは打つようにしています。高校生の時に部活でハンマー投げをしていたので、その時に培った筋肉や体幹が今でも残っているのでしょうね。練習場以外では、特別なトレーニングはしていません。
―ドラコンの魅力を教えてください自分が思い描いていたショットが打てたときの爽快感が魅力です。私見ですが、ストローク(打数)を競うゴルフは自分と闘うスポーツであり、他の選手と飛距離を競うドラコンは、自分だけでなく相手に打ち勝つスポーツだと思っています。勝ち負けを競うこと、相手と競い合いながらベストな記録を出す、その達成感も魅力ですね。
―世界大会の抱負をお願いします世界のドラコンのレベルは400ヤードと非常に高いです。初めての世界大会ですし、楽しんで参加したいと思っています。今の私の目標は公式大会で350ヤードを出すこと。世界大会でその目標が達成できたら嬉しいですね。
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取材日:2022年8月