Special

特集

ホーム特集伊賀地区最大の秋祭 令和6年 上野天神祭 

ここから本文です。

伊賀地区最大の秋祭 令和6年 上野天神祭 

例年10万人以上の見物客で賑わう伊賀地区最大の秋のお祭り「上野天神祭」。2024年は従来の形に戻して行われます。今回の特集では祭りの歴史や行列の内容を中心に紹介します!

※「上野天神祭のダンジリ行事」は、平成14年2月に国の重要無形民俗文化財に指定され、平成28年11月にはユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に登録されました。

情報は2024年9月末のものです。天候等により、イベントの内容が変更または、中止となる場合があります。最新情報は上野天神祭公式サイトをご確認ください。

令和6年(2024)
上野天神祭のダンジリ行事 日程

10月18日(金)
(雨天中止)
宵々山  本町通・二之町通において19時から21時まで提灯を点灯して展示等

10月19日(土)

(雨天中止)

足揃えの儀

本町通・二之町通などにおいて13 時から16 時までだんじり曳行
三之町通において14時から16 時まで鬼行列の練行

宵山 本町通・二之町通などにおいて18時30分から21時頃まで提灯を点灯してだんじりの曳行

10月20日(日)

(雨天中止)

神幸祭 9時 東御旅所出発(下記地図内巡行時刻のとおり)

上野天神祭

史料によると、今から約360年前の万治3年(1660)、城下の人々が藩主 藤堂高次に願状を出し、途切れていた祭の再興が許されたとあります。祭りは、ほぼ毎年、藩主が高覧したといい、その栄誉が発展への原動力になったのでしょう。行列は年々形を変えてゆき、庶民の生活が安定し町人文化も華やかであった元禄から文化・文政の時代には、神輿・鬼・だんじりが行列する現在の形がほぼ完成したとされています。絢爛豪華なだんじりの装飾などに当時の栄華が窺えます。

神幸祭の行列

神輿行列

車坂の子ども神輿が先陣を切り、梅鉢紋の天満宮神輿と桐紋の九社宮神輿を中心に、総勢 約300人が供奉。供奉児童と八乙女らの可愛らしさや、菅青会神輿の勇壮さも魅力。

こども神輿

八乙女

天満宮神輿

鬼行列

先導するのは、高さ約5mの大御幣。沿道を大きく動き回るひょろつき鬼や、子どもが扮する可愛い子鬼行列などが見物客を沸かせます。役行者が峰下りする様子と、鎮西八郎為朝が鬼を従える様子などが表わされています。

悪鬼(真蛇)

小飛出(八天)

役行者(阿古父尉)

ひょろつき鬼

鎮西八郎為朝

だんじり行列

9つのだんじり町による、印(しるし)と絢爛豪華なだんじり。各町とも印を先頭にして、その後をだんじりが優雅な祭囃子を奏でながら進みます。神幸祭の巡行順位は、毎年9月9日の籤取り式で決まります。

※ユネスコ無形文化遺産に登録された「上野天神祭のダンジリ行事」は、神事ではない供奉行列の鬼行列・だんじり行列が対象。「ダンジリ」が片仮名表記なのは、だんじりだけでなく、鬼行列とだんじり行列が巡行する行事という意味がこめられています。

2024年の上野天神祭の巡行順を示す木札

令和6年(2024)
だんじり巡行順位

一番
福居町 三明

二番
鍛冶町 二東・月鉾

三番
西町 花冠

四番
新町 薙刀鉾

五番
向島町 鉄英剣鉾

六番
東町 桐本

七番
中町 其神山・葵鉾 

八番
小玉町 小簔山 

九番
魚町 紫鱗

上野天神祭のダンジリ行事 交通規制図

 

上野天神祭 交通規制_2024

2019年の上野天神祭の様子(映像:伊賀上野ケーブルテレビ)

伊賀上野ケーブルテレビ7チャンネル
上野天神祭 神幸祭 生中継!

~子どもと上野天神祭~

【放送日】2024年10月20日(日)午前10時~正午
【再放送】20日(日)午後8時~、26日(土)午後7時~、27日(日)午前11時~

上野天神祭にはたくさんの子どもたちが関わっています。神輿行列の供奉児童や八乙女、鬼行列の鬼やだんじりの囃子方などなど。そして見物に訪れた子どもが鬼に泣かされるのもよく見られる光景です。今年の生中継は「子どもと上野天神祭」をテーマに子どもたちにスポットを当ててお送りします。本町通りの中継ポイントから整然と並ぶ巡行の様子や祭の活気をたっぷりとお届けします。
ぜひご覧ください。

※天候など行列の状況により放送時間を変更する場合があります。

 

伊賀上野ケーブルテレビHPはこちら

伊賀上野ケーブルテレビInstagramはこちら

伊賀上野ケーブルテレビ X はこちら

 

一覧へ

このページの先頭へ