【写真=釣りあげたマグロを手にする亀井さん(提供写真)】
コロナ禍でアウトドアのレジャーが注目を集めている。25年にわたって趣味で釣りを続けている、大山田農林業公社の搾油施設「菜の舎(なのくら)」チーフ亀井健司さんも、そんな釣り〝沼〟にハマっている一人だ。
亀井さんは小学校2年生の頃、祖父と一緒にした鮒釣りがきっかけで釣りが好きになった。10代の頃はブラックバス釣りに熱中していたが、社会人になって船釣りを始めた。
当初はイカ釣りを楽しむ程度だったが、2、3年前から旬の多彩な魚を釣ることができるルアーフィッシングの一種「ジギング」に興味を持ち始めた。ジギングは300㌘前後の重さの疑似餌(ジグ)=写真=を使って魚を釣りあげるもので、ブリやマグロなどの大型の魚も狙うことができるという。
最近は、鳥羽の船宿を利用することが多く、これまでの最高の釣果は10㌔級のマグロだそうだ。早朝から出かけても全く釣れない日もあるそうだが「引きの強い魚との駆け引きは病みつきになる」と話す。
船釣りを楽しむコツについて亀井さんは、釣り針の取り付け方や糸をつなぎ合わせる技術を事前に習得しておくこと。また、船長の指示には素直に従うことが釣果を上げる秘訣だという。亀井さんは「屋外だからといって油断せず、感染対策を十分にして楽しんでほしい」と話している。