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2021.05.10

大山田農林業公社&菜の舎(なのくら)

キャンプ熱上昇中 ウィズコロナでレジャーも変化


【写真=焚火をしながらソロキャンプを楽しむ小野さん=伊賀市で】

 新型コロナウィルスの影響でイベントやレジャーが制限される中、密を避けて楽しめるキャンプに人気が集中している。伊賀市真泥の小野元治さん(44)も、キャンプに没頭している一人だ。

 
 キャンプを開始したのは昨年の秋ごろから。小野さんは「新型コロナウイルスと共存しながら活動しなければならない〝ウィズコロナ〟の時期だからこそ、家族と一緒にアウトドアに挑戦してみよう」と決意し、キャンプ用品の購入を始めたという。
 
 家族全員で寝泊りできる大型テントや、ソロキャンプができる小型テント、屋外用の調理器具など約300点、金額にして200万円相当の道具を買い揃えた。
 
 最近は様々なメーカーが、魅力的なデザインのキャンプグッズを販売している。小野さんの道具選びのポイントは色だ。自分が好きな黒色とカーキ色の商品に絞って買い揃えたという。
 
 これまでに、家族でデイキャンプに出かけたり、友人同士でテントを持ち寄ってソロキャンプをしたりして楽しんでいる。
 
 小野さんによると、キャンプの醍醐味は焚火にあるという。料理をするために使うだけでなく、「ゆっくりと椅子に腰掛けて、コーヒーを入れながら火を眺める。そんな時間が貴重な体験につながる」と語る。
 
 次の目標は、キャンパーの聖地と呼ばれている静岡県富士宮市にある「ふもとっぱら」で、雄大な富士山を眺めながらキャンプをすること。小野さんは「将来は自分の山をもって、自分だけのキャンプ場を作りたい」と夢を膨らませている。
 
【写真=色にこだわって選んだ鉈やナイフなどのキャンプ道具】

大山田農林業公社&菜の舎(なのくら)

伊賀市平田103番地

0595-47-0151

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